マクセル(現:マクセル株式会社)は、古くから乾電池や磁気テープなどの製造を行っているメーカーで、日本のカセット草創期である1966年に国産カセットとしては初めての商品化を行い、その後、日本のカセットを世界品質に押し上げていったメーカーの一つである。 1970年代当時は「日立マクセル株式会社」という社名で日立製作所の傘下であったが、「Hitachi」ではなく「maxell」(1970年頃までは「MAXELL」)という同社の従来からの独自ブランドで販売を行ってきており、カセットのブランドとしては、SONY、TDKと並び最もポピュラーなものの一つである。 一方、日立(日立家電販売)は、総合家電メーカーとして、カセットテレコやデッキなどのハード製品だけではなく、それらのためのメディアとしてマクセルが製造したカセットを日立のブランドで販売していた。 さらに、日立は同社のオーディオブランドであった「Lo-D」の名前でもカセットを販売していた。 製造は全て日立マクセル株式会社の方だったので、厳密には日立(Lo-D)ブランドの方はOEMということになるが、傘下の会社の製造ということで、当博物館ではいずれも自社製扱いで本展示館にまとめている。 |
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[maxell]
C-60 | |
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LN | |
UD(第2世代型) | |
UD-XL | |
UD-XLT | |
UD-XLU | |
UL | |
UD(New Improved) | |
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XLU(初代) | |
MX | |
HEAD CLEANING TAPE |
[HITACHI / Lo-D]
海外向け製品
HITACHI(日立)/Compact Cassette(北米向け) | |
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maxell/UD-XL(海外向け) | |
maxell/UD-XLU(海外向け) | |
maxell/LN(北米向け) | |
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