品 名: | UD 46 |
販売時期: | 1978年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 ピュアクリスタル(PX)ガンマ酸化鉄 残留磁束密度 1,450ガウス 保磁力 360エルステッド 角形比 0.87 動作バイアス(規準テープ比) ±0% 感度( 〃 ) +1.0dB 周波数特性( 〃 ) +3.5dB(7kHz)、+6.0dB(12.5kHz)、+8.0dB(15kHz) 感度むら 0.3dB 出力変動 0.4VU M.O.L +5dB(333Hz)、-7dB(8kHz) ノイズレベル -57.5dB 消去 76dB 転写 56dB |
価 格: | ¥450(C46) ¥550(C60) ¥850(C90) ¥1,200(C120) |
コメント: |
マクセルのLHタイプカセット「UD」のリニューアル版である。 それまで大きな変更なくロングセラーを続けてきた「UD」であったが、各社カセットの高性能化が進む中、ついに大改良が行われて本製品が発売された。 「分散、配向性に優れ、また粒度分布もよい新磁性体『New PX(ピュア・クリスタル) ガンマ酸化鉄』の採用により、広域の出力は、従来のUDよりも約1.5dBアップ。ダイナミックレンジも全帯域にわたり約2dB向上しました。」(当時のパンフレットより) カセットハーフの精度による広域のレベル低下などを防止するため、当時のXLT、Uと同様の高精度のカセットハーフが採用された。 「UD」という製品名こそ変わっていないが、パッケージイメージも含めてXLと基本デザインが共通となったことで、「XL」の下位機種であることが明確になった。 本製品以降、「UD」は音楽用カセットのエコノミータイプという位置付けで製品展開されていくことになる。 |
パッケージ(C60(2巻パック))
パッケージ(C90)
パッケージ(C120)
カセット本体(C46)
カセット本体(C90)