品 名: | FX C-60 |
販売時期: | 1974年〜 |
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富士フイルムのLHタイプカセット。FMシリーズの後継として発売された。 磁性体にはガンマ・ヘマタイト(磁性酸化鉄)を超微粒子化し粒子を均一化した「ピュア・フェリックス」を採用。MOL(最大無歪出力)を+4dB改善するとともに周波数特性も向上させた。 また、テープの走行安定性を確保するためにカセットハーフの精度を上げるなど製品全体に高性能化が図られている。 パッケージデザインは、力強さを表すためか、従来品とは異なり黒地に大きく太字の製品名ロゴをあしらったものとなった。 また、1975年には、独自のテープ長を持つ「C-80」が追加発売された。 1970年代中盤における各メーカーの音楽用カセット高性能化競争の一翼を担った製品である。 |
C-46
C-60
C-80
C-90
カセット本体
C-46
C-60
C-80
C-90