品 名: | MASTER SONIC C-120 |
販売時期: | 1972年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 超微粒子磁性体 感度 +2.0dB(C-60) 周波数特性 +2.0dB(8kHz・C-60) SN比 57dB(C-60) ひずみ率 5%以下 転写効果 58dB(C-60) 動作バイアス 105±5% |
価 格: | ¥700(C-60) ¥1,000(C-90) ¥1,300(C-120) |
コメント: |
日本コロムビアのLHタイプの製品で、同社のLHタイプとしては最初期のものである。 音楽専用テープとして、超微粒子磁性体と独自のバインダーシステムにより10kHzで4dB向上。テープ面を鏡面仕上げすることで、ドロップアウトやワウフラッターを軽減したとした。 「録音技術の革命的システムPCM、世界最初のドルビークロームミュージック・カセットテープの開発・発売に具現される世界最高水準のコロムビアレコーディング技術。その根底をなすマスターソニック(MS)システムのエンジニアリングを母とし、DENONで知られるプロ用技術と一体となった放送局用テープの設計・製造・品質管理を父として生まれたのが、MSテープです。」(当時の広告から) ライバルメーカーが次々とLHタイプのカセットを発売する中、若干出遅れたものの、満を持して発売した老舗音響専門メーカーの意気込みが感じられる。 |
カセット本体・説明書