品 名: | Clarion LOW NOISE DYNAMIC CASSETTE C-90 |
販売時期: | 1970年代中頃〜 |
テープ種別: | TypeT |
価 格: | ¥300(C-30) ¥400(C-60) ¥650(C-90) ¥900(C-120) |
コメント: |
クラリオンのLNタイプのカセットである。 「クラリオン」は、カーオーディオやカーナビでおなじみだが、1948年に日本初のカーラジオ、1964年に日本初のカーステレオ、そしてさらに、1968年には日本初のカセットカーステレオを発売した歴史ある車載機器メーカーである。 カーステレオだけではなく、据置型のダブルカセットデッキの草分け的製品である「ダビングX」(MD-8080A)を1976年に発売している。 本製品のパッケージデザインは、波形模様が描かれたシンプルなもので、普及価格帯のカセットではあまり使われない高級感のあるシルバーのメタリックがベース色になっている。 パッケージの波形模様や「C-XX」の文字部分及びカセット本体ラベルのカラーは録音時間別に異なったものが使われており判別がしやすい。しかし、その色は当時の他社製品の一般的な色使いとは違っている。 |
C-60 |
波形模様:ブルー、文字:グリーン、本体ラベルカラー:ブルー (他社の場合、C60の時間カラーは赤色系が多い。) |
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C-90 |
波形模様:レッド、文字:ブルー、本体ラベルカラー:レッド (他社の場合、C90のカラーはグリーンやブルー系が多い。) |
また、販売時期により、同社の旧ロゴ「CLARION」が使われているものと、新ロゴの「clarion」が使われているものの2種類のバージョンがある。 両者の基本デザインに違いはないが、カセット本体のカラー部分の濃淡が若干異なっている。 本製品の製造元は定かではないが、雰囲気的に見て富士フイルム「FL」のOEM版ではないかと思われる。 |
パッケージ(C-60・旧ロゴ)
パッケージ(C-90・旧ロゴ)
パッケージ(C-60・新ロゴ)
パッケージ(C-90・新ロゴ)
カセット本体(C-60・旧ロゴ)
カセット本体(C-90・旧ロゴ)
カセット本体(C-60・新ロゴ)
カセット本体(C-90・新ロゴ)