
品 名: | TOSHIBA CASSETTE C-60 |
販売時期: | 1969年頃 |
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東芝ブランドの初期のカセットである。 東芝は懐中電灯から電気機関車まで家庭用・事業用を問わず多様な製品を送り出す電気機器の総合メーカーであるが、カセットテレコも1960年代終り頃から販売を始めており、併せて東芝ブランドのカセットテープも販売している。 本展示品は、本体A面に丸い「試聴用」というシールが貼られているとおり、カセットレコーダー付属のデモテープである。 しかし、デモテープ用の特別の製品ではなく、生テープとして販売されていた製品のA面冒頭にデモ録音し、シールを貼っただけのものである。 録音されている内容は、当時の東芝のコマーシャル音楽と付属されていた「KT-20P」というカセットレコーダーの紹介、軽音楽など全部で7分ほどで、残り部分とB面はブランクとなっている。 |
カセット本体