
品 名: | XLU 90 |
販売時期: | 1978年〜 |
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maxellのクロムポジション用テープ「UD-XLU」のリニューアル版である。 磁性体には「UD-XLU」と同様に「新エピタキシャル」を採用しているが、さらに改良を加え、中低域のM.O.Lを約1dB、高域の出力を1dB向上させたとしている。 「繊細な音をつたえるXLU。時定数70μsの再生イコライザの使用で、高域でのノイズは4〜5dB低減。ピアニシモをノイズから開放しました。」(当時のパンフレットから) カセット本体は、従来からの「高精度ハーフ」に加え、変形を防止するための「スタビライザー」を新たに装着している。 パッケージや本体のデザインからは「UD-XLU」のマイナーチェンジの感があるが、製品名から「UD」の部分が無くなったことで、「UDシリーズ」から独立し、「XLT」とともに高級テープのラインナップである新「XLシリーズ」を構成することとなった意義深い製品でもある。 この後1980年代には、中堅製品としての「UD」シリーズ、高級機種の「XL」シリーズというmaxellの製品構成が確立していくこととなる。 |
パッケージ(C46)
カセット本体(C46)