
品 名: | XLT 60 |
販売時期: | 1978年〜 |
コメント: |
maxellのノーマルポジション用高性能テープ「UD-XLT」のリニューアル版である。 磁性体には「UD-XLT」と同様に「新エピタキシャル」を採用しているが、テープ製造技術を改良し、M.O.Lを全周波数帯域にわたり1〜2dB向上させたとしている。 「重厚な音をつたえるXLT。スケール感あふれるオーケストラの響きをあざやかに再現します。」(当時のパンフレットから) カセット本体は、従来からの「高精度ハーフ」に加え、変形を防止するための「スタビライザー」を新たに装着している。 パッケージや本体のデザインからは「UD-XLT」のマイナーチェンジの感があるが、製品名から「UD」の部分が無くなったことで、「UDシリーズ」から独立し、高級テープのラインナップである新「XLシリーズ」を構成することとなった意義深い製品でもある。 この後1980年代には、中堅製品としての「UD」シリーズ、高級機種の「XL」シリーズというmaxellの製品構成が確立していくこととなる。 |
パッケージ
カセット本体