
品 名: | MX 60 |
販売時期: | 1979年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeW 磁性体 SP(スタビライズド・ピュア)メタル磁性体 残留磁束密度 3,200ガウス 保磁力 1,100エルステッド 角形比 0.78 動作バイアス +4.5dB(XLUに対して) 感度 ±0dB( 〃 、315Hz ) MOL +2.0dB( 〃 、〃 ) 飽和出力レベル +7.5dB( 〃 、10kHz) SN比 60.5dB |
価 格: | ¥1,250(C46) ¥1,500(C60) ¥2,100(C90) |
コメント: |
maxellから発売された最初のメタルテープである。 1979年に日本のメーカー各社からメタルテープが発売されたが、maxelは他社より若干遅れてからの発売となった。当初はC-46のみであったが、後を追ってC-60が発売され、その後1980年に入ってからC-90も発売された。 製品名の「MX」は「Metaxial」(メタキシャル)の略で、磁性体には「SP(スタビライズド・ピュア)メタル磁性体」が使われていた。 「SPメタル磁性体の酸化防止技術は0.3ミクロンの粉ひとつひとつを超極薄被膜で幾層にもおおうというもの。これによりMXは、経年変化のきわめて少ない安定したメタルテープとなりました。マクセルのノウハウがいちばん際立ったところです。」(当時の広告から) 高域のM.O.L.はXLUに較べ+8dB、低域でも+2dBで「その音質は、オープンに匹敵するほどです。」(同) カセットハーフにはXLシリーズと同じ高精度のものが使われている。 パッケージや本体のデザインもUDやXLと同様であるが、基本色にシルバーが使われているためか、見た目にはXLとはかなり異なり、UDに近い印象となっている。 |
C-46
C-60
C-90
カセット本体
C-60
C-90