
品 名: | FUJI CASSETTE Super Range C46 |
販売時期: | 1979年〜1980年 |
スペック: |
テープ種別 TypeW 磁性体 メタリックス 最大残留磁束密度 3,300ガウス 抗磁力 1,050エルステッド 飽和磁束密度 3,900ガウス 動作バイアス +4dB(6,300Hz、同社ハイポジテープとの比較値) 感度 0dB(315Hz、 〃 ) 周波数特性 +1.0dB(10,000Hz、 〃 ) +1.5dB(15,000Hz、 〃 ) MOL +2.0dB(315Hz、 〃 ) +10.0dB(10,000Hz、 〃 ) +15.0dB(15,000Hz、 〃 ) SN比 61dB(1,000Hz) 消去 70dB(315Hz) 転写 60dB(1,000Hz) |
価 格: | ¥1,250(C46) ¥1,500(C60) ¥2,100(C90) |
コメント: |
富士フイルムから発売された最初のメタルテープである。 全帯域にわたるM.O.L.の大幅な向上、ダイナミックレンジの飛躍的な拡大により、それまでのカセットの限界を一挙に超えたテープという意味で「スーパーレンジ」とネーミングされたようだ。 磁性体には、ビデオテープの開発技術を応用して新開発した特殊合金磁性体「メタリックス」を採用。 カセットハーフは新開発の広窓で高精度のもので、全体にエンボス加工が施され、A、B面表示や「FUJI CASSETTE」の刻印が入っている。インデックスラベルは同社初の貼り替え式が採用された。 本体内部には帯電防止効果やフリクション効果に優れたシート、ヘッドタッチを安定させる大型パッドなどが採用されている。 パッケージにはレンジシリーズ共通の稲妻デザインを使っているが、基調色にはゴールド、「SR」などの製品名部分にはシルバーを使い豪華な雰囲気となっている。 発売当初はC46とC60の2種類だったが、少し遅れてメタルテープ初のC90がラインナップに加わった。 |
カセット本体