
品 名: | FX DuO(デュオ)C-46 |
販売時期: | 1976年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 ピュア・フェリックス(ダブルコーティング) 保磁力 310エルステッド 残留磁束密度 1700ガウス 飽和磁束密度 1970ガウス 動作バイアス 100%(標準テープ比) 感度 +4.0dB(333Hz、 〃 ) 周波数特性 +1.8dB(8kHz、 〃 ) +2.0dB(10kHz、 〃 ) MOL +6.0dB(333Hz、 〃 ) 感度むら 0.3dB(333Hz) SN比 62dB(1kHz) 転写 55dB(1KHz) |
価 格: | ¥650(C-46) ¥850(C-60) |
コメント: |
富士フイルムのスーパーLHタイプのカセットである。 使われている磁性体は酸化鉄系のピュア・フェリックスであるが、低域特性に優れた高感度のものと高域特性に優れた高解像力のものの2種類をダブルコーティング(2層塗布)している。 これによりMOLを+6dB(標準LHの2倍)、SN比62dBを確保したとしていた。 「標準バイアスの超高性能カセット。(中略)音の厚みをグンと増しています。」(当時の広告から) パッケージデザインのイメージは「FX」とほぼ共通で、黒地に大きく太字の製品名ロゴをあしらったものとなっている。 カセット本体ハーフは、「FX」と異なる独自の高精度設計のものが使われており、また、内部のテープ送り用のローラーを4つ(通常のカセットは2つ)使い、テープの走行性能を向上させている。 価格設定から見て、マクセルのノーマルポジション用高性能カセット「UD-XL」を多分に意識した製品だったようである。 |
パッケージ
カセット本体