
品 名: | HIGH QUALITY LOW-NOISE TRK-607 |
販売時期: | 1973年頃 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 ガンマヘマタイト 感度 +1.0dB(C-60、標準テープ比) 周波数特性 0dB(C-60、8kHz、標準テープ比) SN比 53dB(C-60) ひずみ率 7%以下 転写効果 55dB(C-60) 動作バイアス 100±5%(標準テープ比) |
価格(SP): | ¥300(C-30) ¥400(C-60) ¥650(C-90) ¥900(C-120) |
コメント: |
日本コロムビアのLNタイプカセットである。 音響製品の老舗が発売した普及タイプのカセットテープで、LHタイプの上位製品「MS」が音楽録音用であるのに対し、本製品は一般用という位置付けだったようである。 「当社のカセットはテープ厚とハーフとのなじみ、さらに使用環境による変形をも考慮して設計されているのでテープの走行安定性は抜群です。いつでも安心してラジオ番組の録音に、また、長時間のスピーチ、語学のレッスン、会議のメモなどに広くご活用いただけます。」(当時の宣伝記事から) パッケージや本体ラベルは、同じデザインで録音時間別に異なった基本色を使うパターンだが、色使いが派手で、どれも若干安っぽい印象になってしまっている点が残念である。 しかし、パッケージの印象とは異なり、音質はまずまず落ち着いた安定感のあるものであった。 ラインナップとしては、録音時間別のほか、紙箱入り(TRK)とプラスチックパッケージ入り(SP)があった。 |
プラスチック・パッケージ(C-30)
プラスチック・パッケージ(C-60/3Pパック)
プラスチック・パッケージ(C-90)
プラスチック・パッケージ(C-120)
カセット本体(C-30)
カセット本体・説明書(C-60)
カセット本体(C-90)
カセット本体(C-120)