品 名: | TRK-901 |
販売時期: | 1969年頃 |
テープ種別: | TypeT |
価 格: | ¥330(TRK-301) ¥500(TRK-607) ¥825(TRK-901) |
コメント: |
日本コロムビアの初期の製品である。 紙箱入りであるが、フタの部分のタブが長く、全体を半周するほどの長さがある。 パッケージや本体のデザインや色使いはオーソドックスで、その後のコロムビア製品に較べると地味な風情である。 「このテープのヒスはかなり耳につき、ノイズの質も悪いようだ。音質も期待とはほど遠い。・・・は、似ても似つかない薄い音に変わってしまうし、・・・のような大編成でも、再生音に奥行きがなくなり、豊かさや輝かしさのない平面的な音質になってしまう。人声の記録用に使用した方がよい。ドロップ・アウトはほとんどない。」(tape sound誌 1969年7月 第2号の記事) 評価したデッキとの相性や、当時の「COLUMBIA」ブランドへの期待の大きさもあったと思うが、それにしても散々な評価である。 しかし、デッキとの相性とは直接関係のない「ドロップ・アウト」がないというところは、さすがは老舗メーカーの製品である。 |
カセット本体(TRK-607)
カセット本体(TRK-901)