
品 名: | Super LHT 60 |
販売時期: | 1977年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 高抗磁力磁性体 感度 +1.0dB(333Hz) +3.0dB(10kHz) MOL +1.0dB(333Hz) +3.5dB(10kHz) ノイズレベル 0dB |
価 格: | ¥450(C46) ¥550(C60) ¥800(C90) ¥1,050(C120) C-BOX入りは各100円高 |
コメント: |
名前のとおり、BASFのLHタイプカセットで「LHS」の後継機種である。 同社の従来品はDIN規格で製造されていたため、日本製のカセットデッキとはBIAS量などの相性が悪く(当時の一般的なカセットデッキはBIAS調整ができず固定であった。)本来の性能が発揮できなかったことから、本製品はその点を改良し日本市場向けに新たに開発されたものである。 パッケージデザインは新世代のものとなり、表面はBASFのロゴ、録音時間、製品種別が三段書きとなっている。 本製品は1981年頃まで販売されていたが、時期によりパッケージデザインに微妙な違いがある。 カセット本体は中央部分が大きく透明な部材となり、テープの残量確認が容易になっただけではなく、内部にあるリールや「SMメカニズム」の爪が動く様子も見ることができるようになった。 なお、本製品の発売以降、「SM」の正式名称が従来の「Special Mechanism」から「Security Mechanism」に変更されている。 また、ケースは、通常のプラケースのほか、BASF独自の「C-BOX」入りの製品がラインアップされていた。 本製品は名前の如くTypeTのカセットであるが、「LHU」という製品は存在せず、TypeUの製品は本物のクロムテープである「SCR」となっていた。 |
パッケージ(C-90)
パッケージ(初期版?/C-90)
パッケージ(C-BOX/C-46)
パッケージ(C-BOX/C-60)
パッケージ(C-BOX/C-90)
カセット本体(C-60)
カセット本体(C-90)