
品 名: | SCR(スーパークロム) 60 |
販売時期: | 1977年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeU 磁性体 特殊二酸化クロム MOL +6.5dB(14kHz・標準クロムテープ比) ダイナミックレンジ 55.5dB(333Hz) 32.5dB(14kHz) |
価 格: | ¥550(C46) ¥750(C60) ¥1,050(C90) |
コメント: |
BASFのクロムテープで、「Chromdioxid・SM」の後継機種である。 他社が次々とクロムテープから撤退し「クロムタイプ」のテープへ移行する中、BASFはクロムテープの新製品を投入した。 BASF製品は「DIN」規格で製造されていたため、バイアス設定など日本のカセットデッキと相性が悪いとされてきたが、本製品では日本のデッキとの相性を考慮した設計となっている。 パッケージデザインは新世代のものとなり、表面はBASFのロゴ、録音時間、製品種別が三段書きとなっている。 ケースは、通常のプラケースのほか、BASF独自の「C-BOX」入りの製品がラインアップされていた。 カセット本体は中央部分が大きく透明な部材となり、テープの残量確認が容易になっただけではなく、内部にあるリールや「SMメカニズム」の爪が動く様子も見ることができるようになった。 なお、本製品の発売以降、「SM」の正式名称が従来の「Special Mechanism」から「Security Mechanism」に変更されている。 |
パッケージ(通常版・C-90)
パッケージ(C-BOX入り・C-60)
カセット本体(C-60)