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幻の非公開施設「マクセル史料館」を訪問!


〜 カセットだけじゃないぞ・秘蔵の文化財級お宝を堪能! 〜








○ いざ京都へ!


新幹線からの富士山の景色と言えば館長的にはコレですな。
富士山とコーヒー、良く合いまくせる。

○ いよいよ「史料館」を訪問!



史料館
余りに神々しい光を放っていたため、心霊写真になってしまった(ウソ)。






















右上奥(パッケージ)と左下(本体)が初代「UD」
中ほどにあるものと、右下の分解モデルが2代目



初代「UD」のテクニカルデータ



ガラスケース内上左から「UD-XL」「UD-XLT」「UD-XLU」
左下は「サンダーバードT金型」








手前の「UD1」「UD2」「METAL UD」は、1996年発売のモデル




「Metal Vertex」
(手前右にあるのは「同時期に欧州で販売されていたハイポジカセット」とのこと。
「Metal Vertex」とは関係なく、いつのまにかケース内に鎮座していたとか!?)
↑こういうのいいすね。
館長も手持ちのカセットをこっそり置いてみたい(笑)。



オープンリール型ビデオテープ(左上)
Uマチック用ビデオテープ(右上)
ビデオカートリッジテープ(手前側)




初期のビデオカセット
(右下がベータマックス用でその他はVHS用)




S-VHS用のテープ



8oビデオテープ


8インチのフロッピーディスク
(初期のパソコンで使ったのはこの大きさのFDだった。)



5インチのフロッピーディスク
(8インチに比べると扱いがぐっと楽になった。)



3.5インチフロッピーディスク
(そう言えばいつの間にか姿を見なくなった。)



MD(ミニディスク)
(カセットテープの敵(笑)だったが、今やほぼ絶滅種。)



電池製造用の「陽極合剤用配合機」(擂潰機)
左の石臼様のもので擂り潰して練り混ぜるらしい。
1950〜61年まで使用したとのこと。




磁気テープ裁断機(RTスリッター)
オープンリール用で1964年から使用。




磁気テープ塗布機械(1965年)
薄型テープの量産に活躍。
全厚12μmの国産第1号の「C-90」カセットを実現した。




磁気テープ裁断機(THスリッター)
テープ幅が狭く薄いカセットテープ用。1966年




カセット用巻換機(1966年)
リールに巻かれたテープを2〜3m/sでカセットのハブに巻換える機械。



巻換機を使った作業の様子
何と当時のカセットの製造は手作業だった。

↓その作業において、クランプ(テープをリールに固定する部品)を
ハブに押し込むための工具らしい。






カセット用の金型
左が本体ハーフ用で右がプラケース用




デモテープ用の録音機?



ビデオカセット製造機
カセット内にテープをセットする機械




フロッピーディスクをフォーマット(初期化)する機械
(5インチのディスク用)








○ 訪問を終わって
(おわり)


(本文の記述は、全て館長の個人的な感想に基づいています。)

(本記事はマクセル株式会社様の同意の下、撮影、掲載を行っております。)



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