
品 名: | CRYSTAL 90 |
販売時期: | 1977年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 ファイン・クリスタル・オキサイド 残留磁束密度 1,400ガウス 保磁力 380エルステッド 動作バイアス ±0dB(規準テープとの偏差) 感度 +1.0dB(同社「LD」比、333Hz ) +1.0dB( 〃 、4kHz) +4.5dB( 〃 、15kHz) 最大出力レベル +2.0dB( 〃 、333Hz・第3高調波歪3%) 飽和レベル +5.0dB( 〃 、15kHz) NABノイズ -49dB ダイナミックレンジ 54dB(333Hz) 39dB(15kHz) 出力変動 0.5VU 転写 59dB |
価 格: | ¥450(C46) ¥550(C60) ¥750(C90) ¥1,100(C120) |
コメント: |
スコッチブランドのLHタイプの製品である。 磁性体には、高純度のガンマヘマタイトを超微粒子化し、針状比をアップした新開発の「ファイン・クリスタル・オキサイド」が使用されている。 磁性体層全体に特殊な化学潤滑処理がされ、表面を滑らかにすることでヘッドタッチを高め、レベル変動やドロップアウトの防止、ヘッドの摩耗防止に効果があるとした。 カセット本体ハーフには「Master」と同じ透明な「精密クリスタルハーフ」が採用され、テープ残量が見やすく、ヘッドタッチやローラーの回転なども目視できるようになっている。 本体のラベルにはセルフインデックス方式が採用された。 パッケージのデザインは製品カラーのライトブルーを基調にしたもので、伝統のタータンチェック柄は使われておらず全体にすっきりとした印象となった。 発売当初はC46、C60、C90の3種類であったが、翌1978年にC120が追加発売された。 C120のみ「クイックレコーディングタイプ」となっており、留守録音での録りこぼしやオートリバースの際の音の切れ目を防ぐため、リーダーテープ部分にも磁性体がコーティングされている。 |
パッケージ(C90)
カセット本体(C46)
カセット本体(C90)