
品 名: | AHF 46 |
販売時期: | 1978年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 磁性体 ガンマヘマタイト 最大残留磁束密度 1,500ガウス 保磁力 360エルステッド 角形比 0.87 バイアス 100%(標準テープ偏差) 感度 +1.5dB( 〃 ) |
価 格: | ¥550(C46) ¥650(C60) ¥950(C90) |
コメント: | ソニーのスーパーLHタイプの製品である。 1970年代中盤以降、他社がノーマルポジション用テープを3タイプ(LNタイプ、LHタイプ、スーパーLHタイプ)品揃えしたのに対し、SONYは、ノーマル2種類(Low-Noise、HF)+Duadで対抗していたが、70年代終盤になり、ついに「HF」の上位機種となる本製品を発売した。 磁性体には「ガンマヘマタイト」を採用しているが、これを超微粒子化し高密度で塗布することで「HF」に比べ特に高音域を改善したとしている。 本体には、既にリニューアル版が発売されていた「Duad」や「JHF」と同様、テープの走行安定性に優れた「DPメカ」(Dual Protection Mechanism)を採用している。 パッケージは、外装フィルムに製品名等を印刷する方式で、フィルムを剥がすと透明のプラケースに簡素なデザインのインデックスカードだけになるという、80年代以降には主流となるスタイルが採用された。 パッケージや本体ラベルの基本デザインも「Duad」「JHF」と共通で品種別の色分けとなり、本製品のカラーはブルーとなっている。 本製品発売後間もなく、従来の「Low-Noise」は「CHF」へ、また、「HF」は「BHF」へとリニューアルされ、この「AHF」はノーマルポジション用の最高位テープの位置づけとなった。 |
カセット本体