表 面
側 面
裏 面
周波数特性図部分の拡大
高性能テープでは、特性のカーブが直線に近いか右側(高音側)で上向きになっているのが普通だが、本製品は左側からすでに下がり始めており、さらに右側で急激に落ち込んでいる。 もっとも、縦軸の目盛りを見ると測定した録音レベルは±0dB〜+2dBのようなので、それだけの大入力に対しての特性としては良いとも言える。(通常、この手のグラフは、下の参考のように-20dB程度の小音量録音の特性が多い。) しかし、グラフの横軸の目盛がおかしい。1kの位置が正しいとすると、対数表示なので100と書かれている位置は10Hzで、100と1kの中間が100Hzのはずである。 まあ、こういうPBブランド品は性能より価格で選ばれることが多いので、このグラフもパッケージデザインの模様の一部ということかも知れない(笑)。 |
(参考)TDK「D(初代初期版)」の周波数特性グラフ
入力が-20dBでの測定ではあるが、これだけ古いカセットでも8kHz近くまでは一応フラットな特性になっている。 |
パッケージ(C90)
カセット本体(C60)
カセット本体(C90)
忠実屋 SUPER LN Top