品 名: | FM C-90 |
販売時期: | 1971年〜 |
スペック: |
テープ種別 TypeT 最大残留磁束密度 1,200ガウス 抗磁力 310エルステッド 動作バイアス 100%(規準テープ比) 感度 +1.0dB(333Hz、規準テープとの差) 周波数特性 +1.0dB(8kHz、 〃 ) +1.2dB(10kHz、 〃 ) 最大変調レベル +1.0dB(333Hz、歪み率5%での標準再生出力との差) S/N比 56dB 消去効果 75dB 転写効果 54dB 感度むら 0.4dB 出力変動 0.3VU |
価 格: | ¥700(C-60・当初) ¥550(C-60・1972年改定後) ¥1,100(C-90・当初) ¥850(C-90・改定後) ¥1,400(C-120・当初) ¥1,200(C-120・改定後) ¥500(C-60T) ¥800(C-90T) ¥1,100(C-120T) |
コメント: |
富士フイルムのLHタイプのカセットである。 テープメーカー各社が次々にLHランクのテープを発売する中、同社初のLHタイプカセットとして発売された。 同社は従前からオープンリールテープの製造も手がけており、そのシリーズにも「FM」という製品があるが、本製品にはそれよりワンランク上の「FG」と同等の性能を持つテープが使用されていたようである。 パッケージは金色をメインとした豪華な印象を与えるものだが、側面だけは同社の写真フィルムのイメージカラーであるグリーンを基調としたデザインとなっていた。 カセット本体(ハーフ)の色は、他社製品では一般的な薄いグレーではなく、純白に近い独特の白色をしている。 発売当初はプラケース入りのC-60とC-90のみであったが、翌1972年にはC-120及び紙箱入り廉価版の「T」タイプが発売され、また、価格改定も行われている。 |
パッケージ(C-60T)
パッケージ(C-90)
カセット本体(C-60)
カセット本体(C-60T)
カセット本体(C-90)